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作業用癒し空間 エビ

サボテンも枯らしてきた私が唯一育てられているオススメ生きもの、それはブツエビ(モエビ?ヌマエビ?ヌカエビ?)釣り餌です。

 

水路や川や池で岸壁に100均の網をコスコスすると網に入ります。もし自分で出来なければ勇気を持って近くの釣り人にお願いすると良いです。

 

私流の楽しみ方は、

①水槽の準備(底砂(いろいろ試した結果赤玉土)を敷き、水道水を入れ1週間放置。水を浅く(高さの半分に)すれば底まで酸素が届くのでうるさいブクブクは不要。買った水草(アナカリス)は洗ってバケツの水道水に1週間浸け消毒剤を抜く。

②いざ近所で採取する(観察後は返せばいい気軽さ。頑丈そうなのであえて汚い水路や濁った池の生きものを選ぶ)

③エビ以外も採取(エビと同じ場所にいた「貝」とコケの付いた「汚れた石」も採取。エビ3匹、貝2匹、石1個で良いかと。)

④鑑賞(水温が室温になったら川水(プランクトン)ごと入れます。エサ不要。エビも貝も何かを1日中食べている。何かを与えたくなったらぬるっとしてそうな(藻付きの)石を拾ってきて交換すると良いです)


⑤掃除(時々(夏は週一、冬は月一)スポイトで底のフンを吸い取り(最も無心になれる時間)、カルキの抜けた水をたす。植物用に前日に汲んでおいたジョーロの水でよい。スポイトの汚れを食べようと飛びついてくるエビが可愛い)

 

⑥死んだら(放置。エビも貝もお互いを餌にしてきれいにします。もし水が臭かったら環境が良くないサインなので死骸は捨てて水替えする。)

 

⑦気付きが訪れる(1水槽にコケが着かない、2底土に微生物(ミジンコ?)らしきものがぴょんぴょん生きている、3稚エビを発見、その時食物連鎖で完成された水槽が出来上がった気分になる)


⑧飽きたら(生きものが弱ってきたり世話がしきれない時は、採ってきた場所に返します。※買った水草は絶対に流さない。だいたい外来種だから。)

 

動物園、ペットショップ、スポーツ釣りを心から楽しめない考え過ぎな自分に合った飼育方法です。買ってきた生きもの(金魚、メダカ、エビ、貝)、かっこいい水草、オシャレな砂利・流木、添加物、高級ろ過装置は、私には上手くいきませんでした。

 

エビは約10年、勝手に個体数調整をして繁殖しています。その間水槽を洗ったことはありません。生まれたばかりの稚エビを発見したときは感動しました。手の長いオラオラ系のエビ(スジエビとか)はダメじゃないですけど、繁殖力と掃除力は地味系エビの勝ちです。

 

カワニナも子どもを増やすので良い季節の時に川に返しています。石巻貝はもし雌だった場合、卵をガラスにへばりつけるのでオススメしません。個体を変えましょう。

 

水草アナカリスも頑丈でよく伸びますので、好みの長さに折って根元の方を捨てます。日光に当てるとブクブクと酸素を出す姿に癒されます。食べ残しのクレソンの根を浸けて水耕栽培遊びもできます。

 

子がお祭り金魚をすくってきたら入れてあげますが、エビを食べてしまう時は水草の森を作って避難場所にします。淋しそうだからといって金魚を2匹以上にするとケンカ(縄張り争い)が始まるので、1匹が一番安定します。

 

金魚に対しては狭い水槽で飼うことに申し訳なさが付きまとうのですが、エビに対しては1日中忙しそうに動いている姿を見る限り楽しそうで罪悪感が少ないのです。勝手な想像ですが。

 

あと当然何匹も死んで世代交代しているはずですが、環境が良い限り死骸を見ることはほとんどありません。朝までに食べられちゃってます…その点貝は長生きかも、カワニナの亡骸貝殻は最近1度も見ていない…え?じゃもう何歳?

 

ずぼらな私が静かにラクに楽しめる飼育セットです。